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J-GLOBAL ID：201002271696627602   整理番号：10A1340538

Didymosphaeria igniaria アリール-脂肪族ケトンの立体異性体選択的還元に有用な新規な微生物

Didymosphaeria igniaria: a new microorganism useful for the enantioselective reduction of aryl-aliphatic ketones

著者 (3件)： SWIZDOR Alina (Wroclaw Univ., Wroclaw, POL) ,  JANECZKO Tomasz (Wroclaw Univ., Wroclaw, POL) ,  DMOCHOWSKA-GLADYSZ Jadwiga (Wroclaw Univ., Wroclaw, POL)
資料名： Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology  (Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology)
巻： 37  号： 11  ページ： 1121-1130  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： E0005C  ISSN： 1367-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標記細菌はアセトナフトンなどのケトンを主として(S)-アルコールに変換することができ,その収率は100%,選択性は99%であった。アセチルピリジンの場合には選択性はピリジン環上のカルボニル基の位置によって変化した。パラメチルケトンの場合には81%の選択性で(R)-アルコールを生産し,パラブロモケトンの場合には98%の選択性で(S)-アルコールを生産した。これらの変換の場合には,まずカルボニル基の還元が起こり,その後の立体異性体選択的な酸化により一方の産物のみが生じることも明らかにした。

シソーラス用語： *立体異性体 ,  *選択性 ,  *脂肪族ケトン ,  アルコール ,  カルボニル基 ,  変換 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *Didymosphaeria igniaria ,  *アリル脂肪族ケトン

分類 (2件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (2件)： アセトナフトン ,  ピリジン

タイトルに関連する用語 (4件)： 脂肪族ケトン ,  立体異性体 ,  選択的還元 ,  微生物