抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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この研究では,ユーザの電化製品に対する態度(積極性・消極性・興味の有無・価値観など)により,ある製品に対する知識やインタフェースのメンタルモデル構築度合いがどのように違うのかを考察した。このため機器操作に必要な認知的要素,すなわ既存知識やメンタルモデルと,製品に対する態度との関係性を調査した。二つの実験を行い,まず電化製品に対する態度と既存知識構造の関係性を把握するための実験を実施した。知識構造は文章完成法によるテストで抽出し,キーグラフと形式概念分析を行った。次いで,電化製品に対する態度とある製品に対するメンタルモデル構築度合いの関係性を把握するため,質問票とGUI操作実験による調査を実施した。メンタルモデル構築度合いは機能モデルと構造モデルの観点で検討した。これらの結果から,製品に対する態度は,知識の深さ,電化製品に関する意見のオリジナリティ,それに機能モデルの構築に関わっていることがわかった。