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J-GLOBAL ID：201002271881903420   整理番号：10A0294862

集成材の耐久性調査研究(2)はく離補修法の検証実験

著者 (1件)： 清水庸介 (日本住宅・木材技術セ 試験研)
資料名： 住宅と木材
巻： 33  号： 387  ページ： 24-29  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： L5990A  ISSN： 0286-4533  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 集成材のはく離補修法の検証実験結果を報告した。未接着部を設けた集成材を製作し,3種類の方法で補修した上で2点荷重式せん断試験を行った。その結果,(1)エポキシ樹脂注入式については施工方法に難しさがあるものの,健全な集成材と同等の性能を示す補修効果を得た。(2)ラグスクリュー式は今回の試験条件では補修効果を得られなかった。(3)グルーインロッド式は健全な集成材と比較して90%程度の強度を示し,基準強度と同程度まで回復していた。

シソーラス用語： *集成材 ,  耐久性 ,  *剥離 ,  *修理 ,  実証実験 ,  エポキシ樹脂 ,  注入 ,  ねじ結合 ,  ボルト継手 ,  シーリング工事 ,  *剪断試験 ,  機械的性質 ,  破壊モード ,  剪断強さ ,  曲げ強さ ,  荷重-変形関係
準シソーラス用語： ラグスクリュー

分類 (1件)： 改良木材  (FF05033J)

引用文献 (4件)：

• 国土交通省大臣官房官庁営繕部: 公共建築改修工事標準仕様書建築工事編, 55(2008)
• 日本建築学会: 木質構造設計基準・同解説-許容応力度・許容耐力設計法-, 259(2006)
• 平成13年6月12日国土交通省告示第1024号特殊な許容応力度及び特殊な材料強度を定める件
• 清水庸介ほか: 実使用環境下における集成材の耐久性 その5. 未接着部を設けた試験体の補修方法, 日本建築学会学術講演梗概集, C-1構造III, 33-34(2009)

タイトルに関連する用語 (6件)： 集成材 ,  調査 ,  研究 ,  はく離 ,  補修 ,  検証実験