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J-GLOBAL ID：201002271882184826   整理番号：10A0764305

リビアの含蝋原油の特徴付け

Characterization of Libyan Waxy Crude Oils

著者 (5件)： ALGHANDURI Layla M. (Libyan Petroleum Inst., Tripoli, LBY) ,  ALGHANDURI Layla M. (Universidade de Aveiro, Aveiro, PRT) ,  ELGARNI Mohamed M. (Libyan Petroleum Inst., Tripoli, LBY) ,  DARIDON Jean-Luc (Univ. de Pau, Pau, FRA) ,  COUTINHO Joao A. P. (Universidade de Aveiro, Aveiro, PRT)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 24  号： May/June  ページ： 3101-3107  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蝋として知られる原油の重飽和フラクションは,温度と圧力の低下の結果として,原油の抽出や輸送中に析出する傾向がある。原油中に存在する油成分とパラフィン基炭化水素の理解向上は,この問題取り組みの支援となる。本研究の目的は,5種類のリビア原油とその蝋分の特性を評価することである。比重量,API重量,粘度,流動点温度,蝋含有量,平均分子重量,水分含有量が測定された。重いパラフィン基分子が析出をし始める温度(WAT)は,蝋含有量だけでなく,パラフィンの分布にも直接関連しないことが,示された。WATと流動点の相関も観察された。¹³CNMR,元素分析,及びGC-FIDの結果は良く一致し,研究されたリビア原油は,n-アルカンとして,直鎖飽和パラフィン基炭化水素で構成される多結晶蝋を示した。蝋中の芳香族成分は僅かで,最大でも2%(Sedra)であった。Bouriの蝋は,イソパラフィンの高品質を有していた。種々の分析技術から得られた結果のコヒーレンスは,低い努力とコストで必要な情報の供与の支援となっている。

シソーラス用語： ワックス ,  成分 ,  *原油 ,  *パラフィンワックス ,  *アルカン ,  粘度 ,  *流動点 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  ガスクロマトグラフィー ,  炎イオン化検出器 ,  元素分析 ,  炭化水素
準シソーラス用語： 蝋分 ,  イソパラフィン ,  GC-FID分析 ,  API

分類 (1件)： 石油と石油製品の性質,分析,試験  (YF02020X)

タイトルに関連する用語 (2件)： リビア ,  含蝋原油