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J-GLOBAL ID:201002271936014859   整理番号:10A0448066

アミロイドβ-蛋白質オリゴマー化の機構:離散的分子力学

Elucidation of Amyloid β-Protein Oligomerization Mechanisms: Discrete Molecular Dynamics Study
著者 (5件):
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巻: 132  号: 12  ページ: 4266-4280  発行年: 2010年03月31日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アルツハイマー病の病態に関するアミロイドβ-蛋白質(Aβ)のオリゴマーには,2つの主要なAβアロ型(Aβ1-40およびAβ1-42)が存在し,そのうち,Aβ1-42の方がより強くその病態に強く関与している。本研究では,Aβ1-40,Aβ1-42,およびそれらの点変異体である〔E22G〕Aβ1-40と〔E22G〕Aβ1-42の構造特性を,四-ビーズ蛋白質モデル,背骨水素結合,およびアミノ酸残基-特異的相互作用に関した離散的分子力学を利用してシミュレーション解析した。その結果,Aβ1-42は,Aβ1-40とは異なって,副核(五量体または六量体)構造を形成し,これは自己会合によって高次オリゴマーに変換されることを見出した。点変異体は何れも自己会合しなかったが,〔E22G〕Aβ1-40は,Aβ1-42と同様に副核形成傾向を示した。一方,荷電性アミノ酸残基間の静電相互作用によって球状オリゴマーから伸長オリゴマーへと組み立てれることが分かり,これは実験データとも一致した。構造解析からは,C-末端領域がAβ1-42オリゴマー形成に主要役割を果しているのに対して,Aβ1-40オリゴマー形成には中央の疎水領域間の分子相互作用の役割が大きいことが示された。2つの点変異体のオリゴマー構造は,Aβ1-40よりはAβ1-42に似ており,このことはそれらの有毒特性とよく一致する。
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分類 (2件):
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分子構造  ,  計算機シミュレーション 
タイトルに関連する用語 (4件):
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