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J-GLOBAL ID:201002271937699529   整理番号:10A0213361

ケイ砂の毛管上昇帯における運動性および非運動性の好気性細菌分布

Distribution of aerobic motile and non-motile bacteria within the capillary fringe of silica sand
著者 (3件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 1279-1287  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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毛管上昇帯(CF)形成中のケイ砂による”粒子”としての細菌細胞の滞留および運動性の影響を,運動性Pseudomonas putidaおよび非運動性Corynebacterium glutamicumの栄養塩を含まない懸濁液で研究した。C.glutamicum細胞のCF全体における分別滞留はP.putida細胞よりも大きく,ほとんどP.putidaの運動性によるものであった。高さ10cmのCF上端では,P.putida細胞の約5%だけがみられC.glutamicum細胞はほとんどなかった。P.putidaおよびC.glutamicumの栄養塩中における細胞懸濁では,それぞれ355~710μmおよび710~1000μmのケイ砂区分におけるCFの進展は約6時間後に終了した。細胞の成長は約6日間継続した。P.putidaはケイ砂にバイオフィルムを形成して,C.glutamicumはケイ砂に付着しなかった。C.glutamicumのCF底部および上部における相対的細胞密度はP.putidaよりも常に低く,また同じ媒体による懸濁培養よりも低かった。粗い砂では,運動性P.putida細胞は上部CF部で細胞密度が微細砂でよりも有意に高くなった。C.glutamicumのCFにおける成長は明らかに遅くエネルギーの多くが維持に必要であった。一方両砂区分のCFにおけるP.putidaの細胞密度は1オーダー未満で変動して,C.glutamicumはCFの底部から上部に広範囲で変動した。フルオレセインジアセテート(FDA)によるP.putidaおよびC.glutamicumのエステラーゼ活性分析により,CF上部の細胞がCF底部よりも有意に活性であることを明らかにした。さらに,細胞数ml<sup>-1</sup>とフルオレセインへのFDA変換との間に有意な相関(r=0.66,p<0.01)が見られた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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不均質流  ,  微生物の生態 
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