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J-GLOBAL ID：201002271958144470   整理番号：10A0248131

ポリプロピレン/超高分子量ポリエチレン複合材料の正の温度係数挙動に及ぼすハイブリッド充填剤の相乗効果

Synergy Effect of Hybrid Fillers on the Positive Temperature Coefficient Behavior of Polypropylene/Ultra-High Molecular Weight Polyethylene Composites

著者 (7件)： LI Qi (Chonbuk National Univ., Jeonbuk, KOR) ,  BASAVARAJAIAH Siddaramaiah (Chonbuk National Univ., Jeonbuk, KOR) ,  BASAVARAJAIAH Siddaramaiah (Sri Jayachamarajendra Coll. of Engineering, Mysore, IND) ,  KIM Nam Hoon (Chonbuk National Univ., Jeonbuk, KOR) ,  HEO Seok-Bong (Chonbuk National Univ., Jeonbuk, KOR) ,  HEO Seok-Bong (KCR Co. Ltd., Jeonbuk, KOR) ,  LEE Joong Hee (Chonbuk National Univ., Jeonbuk, KOR)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 116  号： 1  ページ： 116-124  発行年： 2010年04月05日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリプロピレン/超高分子量ポリエチレン(PP/UHMWPE=70/30)に各種量のカーボンブラック(CB)/カルボキシル化多層カーボンナノチューブ(MWNT)混合物導電性充填剤を添加したハイブリッドナノ複合材料を溶液混合と続いて溶融混合法により作製した。これらの複合材料における正の温度係数挙動および負の温度係数挙動とともに室温抵抗に及ぼすCB/MWNT充填剤の影響を研究した。TEM観察から,CB粒子はPPとUHMWPEの界面で凝集することが分かった。このCB粒子の局在化により導電性網目が生成し,結果として低CB含有量でパーコレーション閾値を示した。MWNTの導入により,室温抵抗が顕著に低下した。MWNT充填剤の網目構造による相乗効果の結果として少量のMWNTの導入により,ナノ複合材料における正の温度係数効果の強度と再現性が改良され,負の温度係数効果が弱まることが判明した。

シソーラス用語： *ポリプロピレン ,  *超高分子量ポリエチレン ,  ポリマブレンド ,  ナノ複合材料 ,  *充填剤 ,  添加物効果 ,  カーボンブラック ,  多層カーボンナノチューブ ,  相乗作用 ,  モルフォロジー ,  温度係数 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  電気抵抗

分類 (1件)： 物理的性質一般  (YH02021U)

タイトルに関連する用語 (7件)： ポリプロピレン ,  高分子量ポリエチレン ,  複合材料 ,  温度係数 ,  挙動 ,  充填剤 ,  相乗効果