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J-GLOBAL ID：201002272007502284   整理番号：10A1126500

過渡コヒーレントポピュレーショントラッピング離調発振現象に基づく原子時計

An Atomic Clock Based on the Transient Coherent Population Trapping Detuning Oscillation Phenomenon

著者 (4件)： WANG Zhong (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  GUO Tao (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  DENG Ke (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  CHEN Xuzong (Peking Univ., Beijing, CHN)
資料名： Proceedings of the IEEE International Frequency Control Symposium  (Proceedings of the IEEE International Frequency Control Symposium)
巻： 2010  ページ： 129-132  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0958A  ISSN： 1075-6787  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この10年,小型を特徴とするCPT(コヒーレントポピュレーショントラッピング)原子時計が注目を集めている。最新の研究動向では,CSAC(チップスケール原子時計)開発にCPTを利用する動きが強まっている。同様の目的で,本論文では,TCPT(過渡コヒーレントポピュレーショントラッピング)現象に基づく原子時計実用化のための新しい手法を提案した。コヒーレントポピュレーショントラッピング共鳴に近い代用的Λシステム原子セルによる過渡送信レーザ電力が振動抑制力となることを証明した。発振周波数は原子基底レベル超微細分岐から離調する2ポンピングレーザの周波数差分と同一になった。こうして周波数離調を直接測定することで,マイクロ波発振器の出力周波数を補償することができ,それをポンピングレーザ変調に利用した。本手法により,CPT原子時計をさらに単純化し,より安定で信頼性のある簡単な離散化と小型化を実現することができた。

シソーラス用語： *過渡応答 ,  光トラッピング ,  *離調 ,  *発振現象 ,  *原子時計 ,  周波数 ,  共振器 ,  レーザ励起
準シソーラス用語： *コヒーレントポピュレーショントラッピング ,  マイクロ波共振器 ,  レーザポンピング ,  発振周波数

分類 (2件)： 時計  (QF03000A) ,  原子の電子構造  (BH02010V)

タイトルに関連する用語 (4件)： コヒーレントポピュレーショントラッピング ,  離調 ,  発振現象 ,  原子時計