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J-GLOBAL ID：201002272025214784   整理番号：10A0138710

鉄における水素脆化の第一原理計算

First principles calculation of hydrogen embrittlement in iron

著者 (1件)： TAKANO Noriyuki (Kanazawa Inst. Technol., Ishikawa, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 417/418  ページ： 285-288  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素脆化には,水素が,剥離破壊を誘発すると考える剥離理論と,滑りを助長するとする水素増強局所塑性理論とが行われている。そこで,第一原理を使用して,12個の鉄原子と水素原子で構成された単位格子の一対の{001}面の距離の全エネルギーの変化を剥離モデルで計算した。また,<111>方向への,転位を含まない,いくつかの{110}層の変位のエネルギーも計算した。剥離モデルでは,水素が存在すると全エネルギーが減少したが,滑りモデルでは,全エネルギーに変化は無かった。

シソーラス用語： *水素脆性 ,  *鉄 ,  第一原理 ,  剥離 ,  破壊 ,  水素割れ ,  滑り ,  全エネルギー ,  結晶格子 ,  結晶方位 ,  変位 ,  水素 ,  転位【結晶】 ,  劈開【結晶】 ,  電子構造 ,  塑性変形
準シソーラス用語： 滑り変形 ,  塑性理論 ,  単位格子

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 鉄 ,  水素脆化 ,  第一原理計算