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J-GLOBAL ID:201002272100023043   整理番号:10A0183370

o-ニトロベンジルシェルを持つPAMAMデンドリマに基づいた光応答性ナノキャリャー

Photoresponsive Nanocarriers based on PAMAM Dendrimers with a O-Nitrobenzyl Shell
著者 (6件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 551-557  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: C0337C  ISSN: 0887-624X  CODEN: JPLCAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Gn(n=3,4,及び5)ポリアミドアミンPAMAMデンドリマを合成し,得られたPAMAMデンドリマの末端アミン基とo-ニトロベンズアルデヒドを反応させ,次いで生成イミンをNaBH4でアミンへと還元して,それらの周縁部を光開裂可能なo-ニトロベンジル(NB)基で修飾した。これらのNB修飾化デンドリマ,Gn-NB(n=3,4,および5),を核磁気共鳴およびFTIR分光分析法でキャラクタライズし,NB基がデンドリマの周縁部にほぼ100%近くのグラフト効率で首尾よくとりつけられていることを確認した。そのような感光性NB殻は365nmの紫外線(UV)光の照射で切断できた。次に,Gn-NBによるゲスト分子,すなわちサリチル酸(SA)とアドリアマイシン(ADR),のカプセル化及び放出を探索した。これらのデンドリマのカプセル化能力はゲスト分子サイズが減少するにつれ上昇すること,およびデンドリマの世代への依存性を持っていることが見いだされた。SAとADRの両方で,デンドリマ当たりの平均カプセル化数がG4-NB>G5-NB>G3-NBの順に減少し,第4世代デンドリマがゲスト分子用のより良い容器であることを示していた。SA放出速度はUV照射により,照射無しのそれよりも大きくなることが見いだされ,NB-殻化PAMMAMデンドリマが光応答性特徴を持つ分子容器/箱として機能できることを示唆していた。
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分類 (1件):
分類
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高分子担体・触媒反応 
タイトルに関連する用語 (2件):
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