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J-GLOBAL ID:201002272100832499   整理番号:10A0155341

CO2排出量算定講座[最終回]CO2排出量に関する定期報告書の書き方

著者 (2件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 58-61  発行年: 2010年01月30日 
JST資料番号: F0218A  ISSN: 0387-1819  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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抄録/ポイント
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定期報告に当たり注意すべき事を整理する。1.エネルギー使用量算定式;(1)燃料の使用:エネルギー使用量=燃料の使用量×燃焼種別発熱量,省エネ法では都市ガスの発熱量は示されておらず,ガス供給会社による発熱量を使用する。2.電気の使用:エネルギー使用量=電気の使用量×一次エネルギー換算係数,省エネ法は燃料資源の有効な利用を目的としているため,従来から燃料資源を消費する火力発電所の熱効率から求めた値を代表値(一次エネルギー換算係数)として一律に換算することとしている。(3)熱の使用:エネルギー使用量=熱の使用量×一次エネルギー換算係数,一次エネルギー換算係数はギガジュール当たりのギガジュール(GJ/GJ)示され,産業用蒸気:1.02,産業用蒸気以外の蒸気,温水,冷水:1.36で,熱エネルギーを供給している熱背う微への投入エネルギーへの換算係数である。(4)エネルギー使用量の合計:原油換算エネルギー使用量=エネルギー使用量の合計×原油換算係数,原油に換算した値を用いる必要があり,原油換算係数は1GJあたり0.0258klを用いる。(5)計算結果の「定期報告書」での表示:エネルギー種別のエネルギー使用量,原油換算エネルギー使用量の換算値は,少数第一位を四捨五入して整数とする。2.エネルギー起源のCO2排出量算定式;(1)燃料の使用:燃料の使用による二酸化炭素排出量=燃料種別ごとの燃料使用量×単位発熱量×排出係数×44/12,省エネ法で使用したガス供給会社の発熱量を本算定に使用できる。(2)電気の使用:他人から供給された電気使用による二酸化炭素排出量=電気の使用量×排出係数,係数については「温室効果ガス排出量 算定・報告・公示制度について」ホームページで公表されている。(3)熱の使用:他人から供給された熱の使用による二酸化炭素排出量=(熱の種類ごとに)熱の使用量×排出係数,「産業用蒸気」の排出係数は0.060tCO2/GJ,「産業用蒸気以外の蒸気,温水,冷水」の排出係数は,0.057tCO2/GJである。(5)計算結果の「定期報告書」での表示:エネルギー起源のCO2についての排出係数の有効桁数は,燃料の使用及び他人から供給された電気の使用では3桁,他人から供給された熱の使用では2桁である。
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エネルギー政策・エネルギー制度 
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