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J-GLOBAL ID：201002272220913603   整理番号：10A0655072

NiドープKTaO₃における誘電分散

Dielectric Dispersion in Ni-Doped KTaO₃

著者 (3件)： AKISHIGE Yukikuni (Shimane Univ., Matsue, JPN) ,  TSUKADA Shinya (Shimane Univ., Matsue, JPN) ,  KOBAYASHI Tadashi (Oita Univ., Oita, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： 6  ページ： 063705.1-063705.4  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己フラックス法によりNiドープKTaO₃単結晶を成長させた。室温で光学吸収および電子スピン共鳴(ESR)を測定した:四つの吸収バンドそして,K⁺イオンを置換する低スピンNi³⁺イオンにより引き起こされる正方ESR中心を観測した。10~470Kの温度範囲そして30Hz~10MHzの周波数範囲で誘電定数の実数部および虚数部ε′およびε′′をそれぞれ測定した。三つの異なる温度領域に三つの誘電緩和モードが存在する。すなわち,ほぼ10~30,170~270そして350~450Kである。低温での最初の緩和は強誘電リラクサーに起因し,第二および第三の緩和はそれぞれ0.38および0.51eVの活性化エネルギーをもつ単純なDebye型である。これらの誘電緩和モードの起源に関するいくつかの議論を紹介する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *タンタル酸塩 ,  *カリウム化合物 ,  *ドーピング ,  ニッケル ,  単結晶 ,  *フラックス法 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  光吸収スペクトル ,  *分散【dispersion】 ,  誘電率
準シソーラス用語： *誘電分散

分類 (1件)： 誘電体一般  (BM05010F)

タイトルに関連する用語 (3件)： Ni ,  ドープ ,  誘電分散