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J-GLOBAL ID:201002272229733080   整理番号:10A0319737

低温走査電子顕微鏡による鶏とアヒルの卵の卵黄膜組織構造の比較研究

Comparative Study on Histological Structures of the Vitelline Membrane of Hen and Duck Egg Observed by Cryo-Scanning Electron Microscopy
著者 (3件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 1794-1799  発行年: 2010年02月10日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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低温走査電子顕微鏡(cryo-SEM)を用いて鶏とアヒルの卵の卵黄膜(VM)の組織構造を観察し,また,化学的特性を比較した。アヒル卵のVMの外層表面(OLS)はフィブリルとシート(幅0.1-5.2μm)の網状組織からできており,鶏卵はシート(幅2-6μm)のみによって作られた網状組織からできていた。異なる配列のフィブリル(幅0.5-1.5μm)がアヒル卵のVMの内部層表面(ILS)に観察され,鶏卵のVMのフィブリル(幅0.3-0.7μm)と比較して厚かった。セパレーションにより,鶏とアヒルの卵の卵黄膜の外層(OSOL)の外部表面および内部層(ISIL)の内部表面は,新鮮な卵黄膜では似ていた。アヒル卵のVMのOSOLは,シートのみによって造られるた網状組織を示していた。タンパク質の含有量,VMの主成分,は鶏卵のVM(81.6%)よりアヒル卵のVM(88.6%)で高かった。局在化した4つ6つの主要なSDS可溶性タンパク質のパターンが,それぞれ鶏卵とアヒル卵のVMsで認められた。全体的に,鶏とアヒル卵のVMの異なる組織学的構造は多様なタンパク質成分が影響しているものと考えられた。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
家禽一般  ,  卵と卵製品 

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