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J-GLOBAL ID：201002272270111788   整理番号：10A0653897

棚仕立て(分枝状-整枝)ブドウ園でのミカンコナカイガラムシ(半翅類:コナカイガラムシ科)の移動および個体群動態

Citrus Mealybug (Hemiptera: Pseudococcidae) Movement and Population Dynamics in an Arbor-Trained Vineyard

著者 (5件)： CID M. (Univ. de Santiago de Compostela, Santiago, Compositela, ESP) ,  PEREIRO S. (Univ. de Santiago de Compostela, Santiago, Compositela, ESP) ,  PEREIRO S. (INGACAL, A Coruna, ESP) ,  CABALEIRO C. (Univ. de Santiago de Compostela, Lugo, ESP) ,  SEGURA A. (Univ. de Santiago de Compostela, Santiago, Compositela, ESP)
資料名： Journal of Economic Entomology  (Journal of Economic Entomology)
巻： 103  号： 3  ページ： 619-630  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0324C  ISSN： 0022-0493  CODEN： JEENAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミカンコナカイガラムシ(planococcus citri;半翅類:コナカイガラムシ科)は,スペインやブラジルなどのブドウ園の重要害虫である。ガリシアのブドウ園(北西部スペイン)では,積算日度が他のブドウ栽培地に比較し低いことからコナカイガラムシ個体群レベルは低い。個体群レベルは低いが,コナカイガラムシによるウイルスの伝搬が大きな問題となっている。ミカンコナカイガラムシの活動期間は7月から12月であり,7月の終わりから8月に重要な移動ピークが現れ,11月にはピークは低くなる。コナカイガラムシは主に植物の幹に沿って上へ移動し,季節の終わりに,重要ではないが,下方移動も見られた。コナカイガラムシは,通常樹木の器官,葉,枝,茎に生息している。植物間のコナカイガラムシの移動は樹木の器官の間の接触点で行われるわけではない。受動的な空中移動,剪定時の移動が主であり,移動によりウイルスの伝搬が行われることになる。

シソーラス用語： *ブドウ ,  *コナカイガラムシ科 ,  *ポピュレーションダイナミックス ,  昆虫類 ,  病原媒介動物 ,  発生生態 ,  動物行動 ,  生息分布 ,  生息場所
準シソーラス用語： *ミカンコナカイガラムシ ,  ウイルス伝搬 ,  媒介昆虫

分類 (3件)： 個生態学  (EE03020H) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 棚 ,  分枝 ,  整枝 ,  ブドウ園 ,  ミカンコナカイガラムシ ,  半翅類 ,  コナカイガラムシ科 ,  個体群動態