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J-GLOBAL ID:201002272292322332   整理番号:10A0060726

血漿中の多種類のフェノール性化合物の液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイタンデム質量分析による同時定量

Simultaneous quantification of multiple classes of phenolic compounds in blood plasma by liquid chromatography-electrospray tandem mass spectrometry
著者 (13件):
資料名:
巻: 1217  号:ページ: 506-513  発行年: 2010年01月22日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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4種のエストローゲン類,ビスフェノールA(BPA),10種のヒドロキシル化ポリブロモジフェニルエーテル類(OH-PBDEs),及び15種のブロモフェノール(BRPs)を含む血漿中の30種のフェノール性化合物の同時定量のための高速液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析(LC-ESI-MS/MS)を利用する方法を開発した。本法では,ダンシルクロリドによる誘導体化を用い,すべての誘導体化目標化合物は100mmのXbridgeC18カラムに移動相としてアセトニトリルと0.1%ギ酸水溶液を用いてよく分離した。試料抽出物中のマトリックス効果を減少させ,過剰の誘導体化試薬を除去するために,液-液抽出,及びシリカゲルクロマトグラフィーなどの精製法を適用した。その結果,目標のフェノール性化合物の選択的,高感度の検出が可能になった。すべての検体の検出限界は,S/N比が約10で,6-OH-BDE-137(30pg/g),及び3-BRP(60pg/g)を除き,2-30pg/g(血漿重量)であった。本法を,すべての目標化合物を添加(500,及び5000pg/mL)した活性炭処理済みウシ血漿を用い,回収率(68-100%),精度(84-110%),及び誤差(3.7-11%)について検証した。最後に,カエルと水鳥の血漿試料の分析に本法を適用し,2種の中性エストローゲン類,1種のBPA,1種のOH-PBDE,及び4種のBRPが検出された。両方の種でエストローゲン類の最大の全濃度は,他のフェノール性化合物の最小の全濃度と一致した。誘導体化とその後のLC-MS/MSに基づく本法は,血漿中の多くの種類のフェノール性化合物の同時モニターのための新規な方法である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 
物質索引 (1件):
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