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J-GLOBAL ID：201002272293685609   整理番号：10A0182313

ヒトの味覚におけるカルシウムセンシング受容体の関与

Involvement of the Calcium-sensing Receptor in Human Taste Perception

著者 (9件)： OHSU Takeaki (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN) ,  AMINO Yusuke (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN) ,  NAGASAKI Hiroaki (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN) ,  YAMANAKA Tomohiko (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN) ,  TAKESHITA Sen (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN) ,  HATANAKA Toshihiro (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN) ,  MARUYAMA Yutaka (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN) ,  MIYAMURA Naohiro (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN) ,  ETO Yuzuru (Ajinomoto Co., Inc., Kawasaki, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 2  ページ： 1016-1022  発行年： 2010年01月08日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルシウムセンシング受容体(CaSR)はクラスCに分類されるG蛋白質共役型受容体であり,細胞外カルシウムホメオスタシスに重要な役割りを果たしている。アフリカツメガエル卵母細胞を用いてCaSR活性を持つトリペプチドをスクリーニングしたところ,もっとも高い活性を持つものはGSH(γ-Glu-Cys-Gly)やγ-Glu-Val-Glyであった。これらはうま味(kokumi)成分であることが知られている。CaSR作動薬として知られているCa²⁺,プロタミン,ポリリジン,L-ヒスチジンおよびシナカルセトもうま味を呈することが分かった。CaSR特異的な拮抗薬であるNPS-2143は逆にうま味を低下させた。

シソーラス用語： *旨味 ,  ヒト ,  *味覚 ,  アフリカツメガエル ,  卵母細胞 ,  *情報伝達受容体 ,  トリペプチド ,  カルシウム ,  スクリーニング ,  アミノ酸配列
準シソーラス用語： *カルシウムセンシング受容体 ,  G蛋白質共役型受容体

分類 (2件)： その他の感覚  (EJ13040X) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (2件)： NPS-2143 ,  シナカルセト

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒト ,  味覚 ,  カルシウムセンシング受容体