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J-GLOBAL ID:201002272329857207   整理番号:10A0358268

多光子励起発光ランタニドバイオプローブ:ジピコリナート誘導体と二核螺旋体の二-及び三光子断面積

Multiphoton-Excited Luminescent Lanthanide Bioprobes: Two- and Three-Photon Cross Sections of Dipicolinate Derivatives and Binuclear Helicates
著者 (10件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 2932-2937  発行年: 2010年03月04日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリオキシエチレン側鎖腕と末端基を用いて官能化したジピコリン酸の誘導体と同様に二核螺旋体を有する水溶性EuIIIとTbIII錯体に関する多光子励起発光性質を調べた。錯体はそれぞれ[Eu(LOMe)3]3-(1),[Eu(LNH2)3]3-(2)及び[Tb(LOH)3]3-(3)と二核錯体[Ln2(LCX)3](X=2,5)である。EuIIIとTbIII錯体それぞれの5D05D4由来の特性発光は約800nm励起時に1,2,3及び[Ln2(LC2)3]に対する三光子吸収から生じ,一方,[Ln2(LC5)3]からのルミネセンスは更なる可視光への一光子吸収拡大により二光子吸収が誘起した。三光子吸収断面積を決定し,それはランタニド錯体に対し報告した初めて断面積である:1)EuIIIとTbIIIニ金属螺旋体[Ln2(LC2)3はトリス(ジピコリナート)に対する対応値に比較して20倍以上である,2)TbIII錯体に対するジピコリン酸の誘導体化はほとんど三光子吸収断面積に影響しない;しかしながら,EuIII錯体では,約2倍減少を観測した。この二金属螺旋体を用いてインキュベートをしたHeLa細胞上での二光子走査顕微鏡イメージングによって多光子ルミネセンスバイオプローブとして[Ln2(LC5)3]の実現可能性を実証した。
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分類 (3件):
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第3族元素の錯体  ,  分析機器  ,  錯体のルミネセンス 
物質索引 (6件):
物質索引
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