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J-GLOBAL ID：201002272343123429   整理番号：10A1100608

P450cinで媒介された電子移動

Mediated electron transfer with P450cin

著者 (6件)： CEKIC Sevil Zengin ,  HOLTMANN Dirk ,  GUEVEN Gueray ,  MANGOLD Klaus-michael ,  SCHWANEBERG Ulrich ,  SCHRADER Jens
資料名： Electrochemistry Communications  (Electrochemistry Communications)
巻： 12  号： 11  ページ： 1547-1550  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W1133A  ISSN： 1388-2481  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： P450cinは電気化学セル中で,その天然の基質,1,8-シネオールを2β-ヒドロキシ-1,8-シネオールに立体選択的にヒドロキシル化した。それによって,天然の補因子,NADPHの人工の酸化還元メディエータによる置換が可能になった。コバルトセプルクラート,フェノサフラニン,サフラニンT,FADおよびFMNによって,白金電極からP450cinへの酸化還元パートナー蛋白質,シンドキシンを介した人工の電子移動が可能になった。コバルトセプルクラートを使用して,最大の生成物の形成,6.50±0.60nmol(生成物)/nmol(P450)・min・cm²が達成された。意外にも,フェノサフラニンおよびサフラニンTはNADPH,シンドキシン,およびシンドキシンレダクターゼの不存在下でも電子移動を可能にし,したがって,生成物の形成にには,天然の酸化還元パートナーが必要でないことが明らかになった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チトクロームP450 ,  *電子移動 ,  媒質 ,  基質 ,  天然材料 ,  *酸素複素環化合物 ,  補因子 ,  *アデニンヌクレオチド ,  置換 ,  *コバルト錯体 ,  *窒素複素環化合物 ,  ガスクロマトグラフィー ,  白金電極 ,  バイオ触媒 ,  脂環式化合物 ,  架橋化合物 ,  二環モノテルペン ,  アルコール ,  ウレア化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ジヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  無機酸エステル ,  ポリオール ,  補酵素 ,  ニコチンアミドヌクレオチド ,  芳香族アミン ,  第四アンモニウム ,  第一アミン ,  立体選択性反応 ,  ヒドロキシ化 ,  ビタミンB群
準シソーラス用語： ヒドロキシル化 ,  酸化還元媒質 ,  電気化学セル ,  電極触媒反応

分類 (4件)： 反応速度論・触媒一般  (CB06010G) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y)

物質索引 (8件)： シネオール ,  FAD ,  FMN ,  NADPH ,  サフラニンT ,  フェノサフラニン ,  (1S,4β)-1,8,8-トリメチル-7-オキサビシクロ[2.2.2]オクタン-2β-オール ,  セプルクラート

タイトルに関連する用語 (1件)： 電子移動