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J-GLOBAL ID：201002272347133569   整理番号：10A1053271

現代核不拡散基礎講座〈第14回〉2010年NPT運用検討会議~主要委員会IIIでの議論を中心に~

著者 (1件)： 金子智雄 (外務省)
資料名： 原子力eye  (原子力EYE)
巻： 56  号： 11  ページ： 56-59  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： F0044A  ISSN： 1343-3563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NPT運用検討会議では,全体議長,主要委員会I(核軍縮),主要委員会II(核不拡散),主要委員会III(原子力の平和的利用)が締約国間の議論をまとめる重要な役割を果たす。本年5月に開催された2010年NPT運用検討会議に参加した著者が主要委員会IIIに焦点を当てた所感を述べた。2010年NPT運用検討会議の主要委員会IIIの議長職を日本(中根大使)が務めたので,平和的利用分野に対する国内の関心を集め,日本の存在感を国際的にも示すことができたようである。NPT運用検討会議においては,核軍縮や核不拡散と同様に原子力の平和的利用も重視されている。日本はNPT上の非核兵器国として,NPT第四条の「奪い得ない権利」を最大限に享受している国の1つであり,引き続きNPT運用検討会議において,積極的な役割を果たすべきである。

シソーラス用語： *国際会議 ,  *核不拡散 ,  *利用 ,  国際原子力機関 ,  原子力エネルギー
準シソーラス用語： IAEA ,  原子力 ,  *平和利用

分類 (2件)： 科学技術政策・制度・組織  (MA01020P) ,  核物質管理  (MA01060H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 核不拡散 ,  基礎 ,  運用 ,  会議 ,  議論