文献
J-GLOBAL ID:201002272387257031   整理番号:10A0904242

クロラムフェニコール検出のために直接ハプテンコートフォーマットおよびビオチン-ストレプトアビジンシステムを用いた高感度イムノアッセイ

A sensitive immunoassay based on direct hapten coated format and biotin-streptavidin system for the detection of chloramphenicol
著者 (12件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 1113-1121  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
クロラムフェニコール(CAP)定量のために新規な酵素結合イムノソルベント検定法(ELISA)を開発した。本アッセイでは,小分子ハプテン(Hap)をマイクロタイタープレート表面に直接コートし,ビオチン-ストレプトアビジンシステム(BSAS)を用いてイムノアッセイの感度を向上させた(BSAS-直接HapコートELISA)。マイクロタイタープレート表面をグルタルアルデヒド(GA)高分子ネットワークで処理してアルデヒド基を導入した。これをCAPアミノ基との架橋に用いた。従来のELISA(プレートをHapキャリアタンパク質複合体でコートした)と比較すると,改質プレートは著しく高い抗体および抗原(Ab-Ag)親和性を有し,優れた安定性を示した。次に,ビオチン化モノクローナル抗体(mAb)およびHRP標識ストレプトアビジンを用いて本アッセイのシグナルを増幅した。BSAS-直接HapコートELISAの感度はおよそ20倍増大し,従来のELISAと比較して安定性が大幅に改善された。反応条件を最適化した後のCAPの50%阻害濃度(IC50)は10.5ngmL-1で,検出限界(LOD)は0.2ngmL-1であった。知る限りでは,本法は既報のCAPイムノアッセイで最も高感度なアッセイの一つであった。試料分析において,本アッセイで定量したCAPの結果は従来のELISAと高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により得られた結果と一致した。これにより,食物および環境中の残留物定量の日常的監視において本法は従来のイムノアッセイと比較して魅力的な代替法である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  バイオアッセイ 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る