自動車の環境に与える影響が少なくなるように,エンジンマネジメントを高精度化・高効率化するためには,圧力センサが重要なキーデバイスの一つとなる。富士電機は,デジタルトリミング型の第6世代小型圧力センサを開発した。異方性エッチング技術で高精度のダイヤフラム加工を行い,センサ部の面積を削減した。さらに,デザインルールを見直して回路部および保護素子を縮小化した。これにより,第5世代である従来の量産品と同等の機能,性能(検出精度),EMC(Electro Magnetic Compatibility)保護性能を維持しながら,チップ面積を70%に縮小した。(著者抄録)