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J-GLOBAL ID:201002272402380635   整理番号:10A0684425

ナフサ/酢酸二相系中での強酸触媒存在下における過酸化水素によるナフサの酸化脱硫

Oxidative Desulfurization of Naphtha with Hydrogen Peroxide in Presence of Acid Catalyst in Naphtha/Acetic Acid Biphasic System
著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 251-255  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: F0042A  ISSN: 1346-8804  CODEN: JJPIAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ナフサ/酢酸二相系中での硫酸存在下におけるH2O2によるナフサの酸化脱硫について検討した。用いたすべての有機硫黄化合物は,酢酸中において硫酸存在下,酢酸とH2O2から効果的に生成する過酢酸により酸化された。酸化反応性の順序は,スルフィド類,ジスルフィド類>ベンゾチオフェン類>チオフェン類であった。有機二相系中において,オクタン中の有機硫黄化合物は,硫酸存在下,酢酸-H2O2により同様に酸化された。酸化反応は酢酸相中で進行し,酸化生成物のほとんどがそこに留まることにより,オクタン相からの硫黄化合物の連続的な除去が達成された。ナフサ中の硫黄分はこの酸化的処理により効果的に削減され,シリカゲル吸着処理後の硫黄分は0.5mass ppm以下まで低減された。さらに,水素化脱硫はナフサの酸化脱硫の前処理として効果的であり,硫黄分は0.1mass ppm以下まで低減された。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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触媒操作  ,  精製プロセス 
物質索引 (10件):
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引用文献 (16件):
  • 1) Song, C., Ma, X., Appl. Catal. B: Environmental, 41, 207 (2003).
  • 2) Babich, I. V., Moulijin, J. A., Fuel, 82, 607 (2003).
  • 3) Otsuki, S., Nonaka, T., Takashima, N., Qian, W., Ishihara, A., Imai, T., Kabe, T., Energy & Fuels, 14, 1232 (2000).
  • 4) Zhao, D., Ren, H., Wang, J., Yang, Y., Zhao, Y., Energy & Fuels, 21, 2543 (2007).
  • 5) Lanju, C., Shaohui, G., Dishun, Z., Jialin, W., Tong, M., Energy Sources A, 30, 370 (2008).
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