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J-GLOBAL ID:201002272423367345   整理番号:10A0216675

走査電子生成X線顕微鏡法による未染色の湿った生物標本の直接観察

Direct observation of unstained wet biological samples by scanning-electron generation X-ray microscopy
著者 (1件):
資料名:
巻: 391  号:ページ: 198-202  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノメートルスケールの解像度の分析ツールは生物学,物理学そして化学分野において不可欠である。一つの適したツールである軟X線顕微鏡法は湿った標本に関し可視光の高い空間解像度を提供する。生物標本に関して,炭素(284eV;4.3nm)と酸素(540eV;2.3nm)吸収端の間の「水の窓」波長のX線は水中の生物標本の高コントラスト画像を提供する。様々な型のX線顕微鏡の中で,回折帯板を伴うシンクロトロン線源を用いた透過X線顕微鏡は,15~10nmに近づく,最も高い空間解像度を提供する。しかし,生物標本中のタンパク質やタンパク質複合体を測定するためには,もっと高い解像度が必要である。従って,単純な光源を用いたより高い解像度の新しい型のX線顕微鏡が望ましい。ここで我々は未染色の湿った生物標本の直接観察を実証する新しい走査電子生成X線顕微鏡(SGXM)を報告する。我々は2つの窒化シリコン(Si3N4)フィルム間の空間に湿った酵母を置いた。加速電圧が5keVで電流が1.6nAの走査電子ビームでチタン(Ti)で被覆したSi3N4フィルムを照射し,これ由来の軟X線シグナルを標本の下に置いたX線光ダイオード(PDにより検出した。SGXMは理論的に5nmより良い解像度を達成できる。我々の手法は,細菌,ウイルス,そしてタンパク質複合体の様々な湿った生物標本に容易に用いることが出来る。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生体の顕微鏡観察法 

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