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J-GLOBAL ID:201002272442735592   整理番号:10A0216640

魚類は尿素排出性細胞質ゾルアルギナーゼIの進化における中間段階を表しているのか?

Does fish represent an intermediate stage in the evolution of ureotelic cytosolic arginase I?
著者 (2件):
資料名:
巻: 391  号:ページ: 1-5  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルギナーゼは尿素回路の最終段階を触媒する。少なくとも2つのアルギナーゼのイソ酵素,細胞質ゾルARG IとミトコンドリアのARG IIが知られている。ARG Iは尿素排出性動物における尿素回路の一部として肝臓の細胞質ゾルで主として発現する。第2のアイソフォームARG IIは,非尿素産生機能に主に責任があり,多くの脊椎動物の,肝臓および非肝臓組織の両方のミトコンドリアで発現する。多くの微生物と無脊椎動物は,その機能がオルニチン-尿素回路(OUC)に関連のない,一つの型のアルギナーゼのみを持つことが知られている。しかし,尿素浸透性の海洋軟骨魚類のアルギナーゼはOUCの一部として肝臓のミトコンドリアに局在し,浸透圧調節のために尿素を合成する。進化上の遷移は陸生の尿素排出性脊椎動物におけるアルギナーゼ酵素で起こり,既存の祖先型ミトコンドリアARG IIからARG Iが進化した。この細胞質ゾルARG I活性はハイギョで最初に現れたと想定されるが,Heteropneustes fossilisの肝臓および腎臓組織におけるアルギナーゼIおよびII活性の40%および60%の分布は上記の事実の再考に必要を示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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