抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境省の平戸氏がエコアクション21ガイドラインの改定について解説した。エコアクション21とは,企業,学校,公共機関が事業活動の中で省エネ,省資源,廃棄物削減などの環境配慮を織り込む活動である。環境への取組が第3者から評価され,社会的信用を得られる制度の必要性が高まっている。しかしISO14001は中小企業等にとってハードルが高い。そこで環境省はエコアクション21へ積極的に取組む事業者を評価(認証・登録)するために,制度の改訂を実施した。これは環境政策である環境基本計画,21世紀環境立国戦略,環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律,環境報告ガイドラインに関連する。記事では,エコアクション21ガイドライン2009年版について,主な改訂箇所である環境経営システムの要求事項,必ず把握すべき環境負荷項目,環境目標を策定する項目,環境活動レポートの要求事項,環境負荷の把握項目について解説が記載されている。環境省は環境配慮に取組む事業者が評価される仕組みを作っていく。