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J-GLOBAL ID:201002272554191900   整理番号:10A0654034

Kruppel様転写因子4は,Eカドヘリンの遺伝子発現調節により上皮間葉転換を阻害する

Krueppel-like Factor 4 Inhibits Epithelial-to-Mesenchymal Transition through Regulation of E-cadherin Gene Expression
著者 (6件):
資料名:
巻: 285  号: 22  ページ: 16854-16863  発行年: 2010年05月28日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍形成時に上皮細胞の増殖分化関連遺伝子の転写を調節をするKruppel様転写因子4(KLF4)の乳癌発症抑制機能を,非形質転換MCF10A乳腺上皮細胞を用いて調べた。KLF4をshRNAによりサイレンシングすると,上皮間葉転換を示す細胞の形態変化がみられ,細胞間接着蛋白質であるEカドヘリンの蛋白質とmRNAレベルも低下した。プEカドヘリンのプロモーター活性はKLF4のサイレンシングとともに減少し,クロマチン免疫沈降では内因性のKLF4がプロモーターのGCリッチ/Eボックス領域に結合していることがわかった。さらに転移性の高いMDA-MB-231細胞株でKLF4を強制的に発現させると,Eカドヘリンの発現を回復させ,転移性や浸潤性が抑制された。EカドヘリンプロモーターがKLF4の標的で,乳腺上皮細胞ではEカドヘリンの発現を維持し,上皮間葉転換を阻害するためKLF4が必要であることを示唆した。KLF4の乳癌転移抑制における役割と,分子標的としての有効性を論じた。
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分類 (2件):
分類
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遺伝子発現  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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