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J-GLOBAL ID:201002272653760577   整理番号:10A0927319

種々の脂質充填量に対する空気-水界面の脂質-高分子電解質錯体

Lipid-polyelectrolyte complexes at the air-water interface for different lipid packing
著者 (2件):
資料名:
巻: 368  号: 1-3  ページ: 31-36  発行年: 2010年09月20日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水副相中カルシウムイオン存在下,DNAとカルボキシメチルセルロース(カルボキシMC)は,空気-水界面で双性イオン性脂質ジパルミトイル-sn-グリセロ-ホスホコリン(DPPC)と錯体を生成する。脂質充填量に依存し,これらの高分子電解質は,脂質単分子層に浸透するか,脂質-高分子電解質錯体生成後に脂質単分子層の下に留まるが,一定面積下の経時的表面圧変化から証明された。表面圧変動は,比較的少ないDPPC分子充填量(DNA存在下で分子当り面積119.5Å2,カルボキシMC存在下で101.1Å2)下,表面圧はLangmuir成長関係に従い経時的に増えることを示した。中程度の充填量では,DNA存在下,表面圧は,純粋なDPPCのものと比べ,ゆっくり低下する一方,副相中カルボキシMC存在下,圧力はほぼ一定に留まる。濃密充填量,つまり分子当りのより小さな面積(DNAやカルボキシMC両存在下でほぼ53Å2)では,表面圧は,純粋なDPPC単分子層のものと比べ,DNAとカルボキシMC両方で,ゆっくり低下する。ほぼ全ての減衰曲線は,純粋なDPPCのものと比べ,拡大した指数関数か,一つの定数と2つの減衰項の和と良く一致し,脂質やこのような脂質-高分子電解質錯体の空気-水界面における種々の再組織化過程の存在を示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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脂質一般  ,  核酸一般  ,  糖質・糖鎖一般  ,  分子化合物 
物質索引 (1件):
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