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J-GLOBAL ID:201002272671508133   整理番号:10A0875104

グレートプレーンズ南部の樹木の侵入に続く土壌細菌と糸状菌の構造と機能の多様性

Structural and functional diversity of soil bacterial and fungal communities following woody plant encroachment in the southern Great Plains
著者 (5件):
資料名:
巻: 42  号: 10  ページ: 1816-1824  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グレートプレーンズ南部(アメリカ合衆国)では,草地生態系へのProsopis glandulosa(ハニーメスキート)の侵入が広く見られる。メスキートの侵入は一次的な真の生産性を変化させ,植物中および土壌中のCとNの蓄積量を増加する。そして,土壌微生物バイオマスとその活性の上昇を導く。この地域の生物地球化学に対するメスキートの影響はよく確認されているが,土壌微生物の多様性と機能については知られていない。本研究では,土壌微生物群集の構造,多様性および機能容量を特徴付ける試みのために,メスキートが侵入した草地から4つの植物型(C3多年草,C4中草,C4短草,メスキート)に関連する土壌を調査した。GeoChip機能遺伝子アレイと結合したrRNA遺伝子のクローニングとシーケンスを用いて,これらの潜在的な差を評価した。メスキートの土壌は細菌と糸状菌の多様性を増し,他の植物型と比較して独特な糸状菌の棲息地であった。組成と多様性に差があるにも関わらず,土壌微生物群集の潜在的な機能容量には有意差は検出できなかった。これらの結果は,土壌微生物群集中の細菌の部分に機能容量の多くが存在することを示唆する。しかし,細菌の機能遺伝子にGeoChipのバイアスを与えた場合には,土壌糸状菌間の潜在的な機能差は見られなかった。本研究の結果は,地上と地下の群集間で分配する連鎖を描き,土壌微生物群集,とくに土壌糸状菌が樹木の侵入過程によって変化するかもしれないことを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌生物  ,  飼料作物,草地  ,  生態系 

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