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J-GLOBAL ID:201002272673431839   整理番号:10A0238580

雲より下での消去過程に関するエーロゾル動態表現のモーメント法による導出と検証

Derivation and verification of an aerosol dynamics expression for the below-cloud scavenging process using the moment method
著者 (3件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 266-280  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: D0776A  ISSN: 0021-8502  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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雲より下での消去過程に関するエーロゾルの動態の方程式を,従来のメカニズム(ブラウン運動拡散,捕捉,及び衝突)に加えて泳動と電荷交換の効果を考慮に入れ,モーメント法を用いて導いた。次に,ここに導いた式を用いて雲より下での消去過程による粒径分布の動態を計算し,測定データで検証した。算出した粒径分布の変化は,測定された変化に比べてずっと小さい。従来のメカニズムのみを考えた場合,算出された消去速度は測定データに比べて10<sup>-2</sup>から10<sup>-3</sup>も低い。この拡張メカニズムを用いると,消去係数は,主に0.1μm<d<sub>p</sub><3.0μmの大きさの粒子について,20倍も大きくなる。それでも,消去係数の計算値と実測値の差はまだ大きく,特にd<sub>p</sub><0.1μmで大きい。吸湿性粒子の凝集や凝縮による成長,乱流,雲への取り込みなどの雲より下での消去過程に影響を与える可能性のある,他に考えられる消去過程も論ずる。水分が絡む消去過程についてさらに研究が必要であると言える。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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エーロゾル  ,  雲と降水の微物理 

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