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J-GLOBAL ID:201002272673501217   整理番号:10A1252628

大気圧イオン化質量分析用プレフィルタとしての平面示差移動度スペクトロメータ

Planar differential mobility spectrometer as a pre-filter for atmospheric pressure ionization mass spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 298  号: 1-3  ページ: 45-54  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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平面構造の示差移動度スペクトロメータ(DMS)に基づくイオンフィルタはほとんどの質量分析計のインレット構造と共に一体化され,そして化学的雑音を削減することによって,また同じ質量のイオンを前分離することによって,質量分析の質を高めることができる。本報告は,DMS/MS装置の最適化を記述する一連の報告の中で最初の報告である。本報告においては,分析計構造,質量分析計への分析計の結合及び輸送気体フローの制御を含む,平面DMS-MSインタフェイスの重要物理パラメータを考察した。ゴールはイオン透過及び輸送効率を最適化すること,最適かつ調製可能な分解能の提供すること,及び高い試料汚染の条件下において安定な操作を実現することである。著者らは,DMS分離の原理を検討して,理論的基盤を強調した。RFイオン収束の利点と欠点を含,う,平面構造と円筒構造との主な相違を提出した。さらに,分解能とイオン透過に対するDMS場の振動数と振幅の最適化に関する記述,及びDMS内におけるイオンの滞留時間の影響と重要性についての議論を提出する。著者らは,アナライザ内の拡散によるイオンの損失を最小化するため,及び質量分析計内への総計イオン輸送を最大化するために,イオン収束というよりむしろ,大気圧気体の動力学的原理を駆使した,平面構造に対する質量分析計インタフェイスを構築した。高汚染レベルへの耐性試験及び立体異性体の分離を含む,このタイプのインタフェイスの特性を明らかにする数々の実験結果を得た。次の報告の中で,DMS/MSシステムの分離過程を駆動するための,化学相互作用の制御について報告する予定である。第三の報告の中では,高電圧非対称波形場(SV)を提供するために設計した新しいエレクトロニクス,及び異なる波形の効果について記述する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分析機器  ,  質量分析計  ,  質量分析 
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