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J-GLOBAL ID：201002272704418518   整理番号：10A1092026

N-含有有機化合物の酸素同位体比分析における方法論の本質的な改善

Essential methodological improvements in the oxygen isotope ratio analysis of N-containing organic compounds

著者 (6件)： SIEPER Hans-Peter (Elementar Analysensysteme GmbH, Hanau, DEU) ,  KUPKA Hans-Joachim (Elementar Analysensysteme GmbH, Hanau, DEU) ,  LANGE Lutz (Elementar Analysensysteme GmbH, Hanau, DEU) ,  ROSSMANN Andreas (isolab GmbH, Schweitenkirchen, DEU) ,  TANZ Nicole (isolab GmbH, Schweitenkirchen, DEU) ,  SCHMIDT Hanns-Ludwig (isolab GmbH, Schweitenkirchen, DEU)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 24  号： 19  ページ： 2849-2858  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機化合物の¹⁸O/¹⁶O分析に不可欠な結合酸素からCOへの変換条件を検討した。炭素の存在下における窒素含有化合物の熱変換で予測される反応過程及びポリエチレンの影響を考察した。変換温度はカーボンブラックを利用して1170°Cまで低下できた。結合酸素は定量的にCOに変換されたが,窒素を含む化合物では温度に無関係に誤った結果が得られた。この原因は試料の分解過程で生成したN-及びC-含有高分子の二次分解で生成する妨害ガスによると推論した。窒素含有量の多い試料(N/O>1)に対する添加剤としてポリエチレンを利用し,妨害ガスの生成を軽減した。可逆的なCO吸着と気体のパージ及び逆流モードの組み合わせは質量分析計に流入する二次的な気体不純物を防止し,残留窒素は測定装置からフラッシングできた。

シソーラス用語： *酸素同位体 ,  *同位体分析 ,  カーボンブラック ,  ポリエチレン ,  妨害成分 ,  吸着 ,  一酸化炭素 ,  酸素16 ,  酸素18 ,  *窒素複素環化合物 ,  シアナミド
準シソーラス用語： *安定同位体分析

分類 (1件)： 有機物質中の元素の物理分析  (CC03032S)

物質索引 (2件)： シアノグアニジン ,  メラミン

タイトルに関連する用語 (3件)： 有機化合物 ,  酸素同位体比 ,  分析