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J-GLOBAL ID:201002272709761792   整理番号:10A1107889

テクノロジープッシュ・イノベーションの特質と戦略-大学発スタートアップ企業のイノベーション・プロセスを事例として-

The Characteristics and Strategy of Technology Push Innovation-The Case Study of Academic Spin-off’s Innovation Process-
著者 (1件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 151-158  発行年: 2008年09月30日 
JST資料番号: L0379B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,基礎研究成果をイノベーションに結び付けていく技術供給サイドのプロセスを,テクノロジープッシュ・イノベーションと定義して,その特徴を米国Nasdaq上場企業の事例から分析する。テクノロジープッシュ・イノベーションは,3ステップ(Innovator Step, Entrepreneur Step, commercializing Step)からなる。このなかで,Entrepreneur Stepは,市場ニーズに向けた試行錯誤のチャレンジが進み,あるいは経済環境の変化で事業の価値が急に高まり,企業内部におけるフィードバックの繰り返しと,研究組織への新たな課題のフィードバックと新たな発明のループが最も頻繁に複雑に動くステップである。このステップへの移行が最も難しく,事業が花開くかどうかを決めるステップであり,ここには大きな崖が存在している。本研究は,テクノロジープッシュ・イノベーションについてスタートアップ企業を事例に分析し,市場開発の試行錯誤にはビジネス系人材の深いコミット,マラソン型開発者の存在の重要性を検証した。しかし,日本においては,この条件をクリアーすることが難しく,次善の策としては,Innovator Stepにおいて,発明者に代わるポスドクなどの技術者を見出すことと,将来経営者となるビジネス系人材を深くコミットさせることにより,Entrepreneur Step前倒し対応することによつて実現できる可能性が高い。
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分類 (1件):
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経営工学一般 

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