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J-GLOBAL ID：201002272747760260   整理番号：10A0126732

品種の普及面積を用いた水稲の生態育種の検証

著者 (1件)： 横尾政雄
資料名： 農業技術  (Journal of Agricultural Science)
巻： 65  号： 2  ページ： 80-84  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： Z0682A  ISSN： 0388-8479  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水稲の発育様相すなわち生態は,日長や気温などの気象条件と地理的条件に支配され,全国で地域に適した品種が選択され栽培されている。生態育種はこのような水稲の生態反応を重視して品種を育成することを指す。日本の水稲の生態育種は1927年に始まりその後の組織改編ののち,1950年代に本格化した。1956年~2005年に栽培された水稲粳米品種の面積データを用い,水稲の生態育種の検証を行なった。生態育種の目論見はほぼ妥当であった。今後は一部の組織を再編し地域間の連携と分担で銘柄品種の共同育種をめざす新しい生態育種を構想する必要がある。

シソーラス用語： *水稲 ,  栽培品種 ,  *作物育種 ,  生態 ,  米 ,  面積 ,  検証 ,  技術協力 ,  ブランド ,  経時変化
準シソーラス用語： 共同育種 ,  *生態育種 ,  生態反応 ,  組織再編成 ,  妥当性 ,  地域間連携 ,  地域適性品種 ,  *普及面積 ,  粳

分類 (1件)： 稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 品種 ,  普及 ,  面積 ,  水稲 ,  生態 ,  育種 ,  検証