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J-GLOBAL ID:201002272767537738   整理番号:10A0499385

線条体の神経伝達に及ぼすカフェインの影響:カンナビノイドCB1受容体に焦点を当てて

Effects of caffeine on striatal neurotransmission: Focus on cannabinoid CB1 receptors
著者 (16件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 525-531  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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精神活動に対するカフェインの作用は,線条体中型有棘ニューロンの興奮状態を変調させることに起因する。線条は感覚運動,認識および感情的なプロセスに関係する皮質下領域である。線条体中型有棘ニューロンでは,アデノシンA2A受容体が豊富に発現され,カンナビノイドCB1受容体等の他の受容体に影響を及ぼしている。カフェインの作用は,アデノシンA2A受容体とカンナビノイドCB1受容体の相互作用,またはmGlu5受容体の活性化に依存している。どちらの場合もカンナビノイドCB1受容体活性は変化する。A2A受容体だけでなく,A1受容体もカフェインの強化効果に関与している。カフェインによるアデノシン神経伝達の遮断は神経系疾患の治療に役立つと考えられる。
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分類 (3件):
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プリン,プテリジン  ,  神経系一般  ,  食品の化学・栄養価 
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