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J-GLOBAL ID：201002272825084900   整理番号：10A0434669

銀河系における光合成

Photosynthesis in the Milky Way

著者 (3件)： VON BLOH Werner (Potsdam Inst. for Climate Impact Res. (PIK), P.O. Box 601203, 14412 Potsdam, DEU) ,  BOUNAMA Christine (Potsdam Inst. for Climate Impact Res. (PIK), P.O. Box 601203, 14412 Potsdam, DEU) ,  FRANCK Siegfried (Potsdam Inst. for Climate Impact Res. (PIK), P.O. Box 601203, 14412 Potsdam, DEU)
資料名： Plant Science  (Plant Science)
巻： 178  号： 6  ページ： 485-490  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： C0945B  ISSN： 0168-9452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アイルランド (IRL)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中心星の周りの居住可能地帯は,進化した生命体に必要とされる適度な表面温度を持っている地球様惑星内の地域として定義づけられる。現在,幾つかの居住可能地帯を予想するモデルがある。ある種のモデルでは,惑星の表面に液体水が存在するための気候的制約を用いている。その他の方法では,居住可能地帯での光合成過程の限界を決定づける要素に関する総合的な地球システム分析を用いている。後者の方法では,主系列星周辺の光合成持続可能な居住可能地帯(pHZ)の出現は,容易に計算することができる。原始的生命および複雑系生命(植物および動物)が存在する地球様惑星の平均数は,両生命体のpHZを推定するとともに銀河系内の地球様惑星の生成率を用いることによって予測される。複雑系生命が存在する惑星の数は,原始的生命が存在する惑星の数よりも少なくとも二桁は少ない。複雑系生命の最大出現は,現在よりも1.5Gyr前(~銀河系内で250万)で,今は減少傾向にある。居住可能地帯に基づく研究方法により,複雑系生命は今日の銀河系では本当に”まれ”なものではないかもしれないと結論づけることができる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： わが銀河 ,  *惑星 ,  地域 ,  *生物 ,  *生命 ,  *光合成 ,  システム ,  予測モデル ,  系外惑星
準シソーラス用語： 銀河系 ,  太陽系外惑星 ,  居住可能地帯 ,  *複雑系生命 ,  *地球様惑星 ,  地球システム

分類 (2件)： 天文学・天体物理学一般  (DB03000B) ,  植物学一般  (EH01010R)

タイトルに関連する用語 (2件)： 銀河系 ,  光合成