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J-GLOBAL ID:201002272838671368   整理番号:10A1153065

先端黄白化症抵抗性キヌサヤエンドウ‘伊豆みどり’の育成とその特性

Development of Edible Pod Pea ‘Izu Midori’ with White Top Symptom-Resistance
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 403-408 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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伊豆地域の秋採りキヌサヤエンドウにおいて重要病害である先端黄白化症に対して抵抗性を持つ‘伊豆みどり’を育成した.先端黄白化症に対する抵抗性は,耐暑性を有する‘あずみ野30日絹莢PMR’から導入した.先端黄白化症抵抗性は,優性の核遺伝子によって支配される形質であった.‘伊豆みどり’は,‘あずみ野30日絹莢PMR’に伊豆地域で広く栽培されている‘伊豆1号’を交配したF1に対し,さらに‘伊豆1号’を2回戻し交雑することにより育成した.‘伊豆みどり’は,先端黄白化症に対して高度な抵抗性を持っていた.‘伊豆みどり’の草丈,節数,分枝数,第一着莢節位はいずれも‘伊豆1号’と有意な差はなく,生育特性は同等であった.莢については,長さ,幅,へた長,厚さ,重さ,緑色度のいずれも‘伊豆1号’と有意な差はなく,品質は同等であった.収量,早晩性についても‘伊豆1号’と同等であった.以上のことから,‘伊豆みどり’は先端黄白化症抵抗性以外の実用形質は‘伊豆1号’と同等であることが確認された.このため,‘伊豆みどり’は伊豆地域の秋採り栽培において普及することが期待される.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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作物の品種改良  ,  野菜 
引用文献 (11件):
  • 増田吉彦・西山幸司.2001.エンドウつる枯細菌病菌のレース2によるエンドウの葉枯症状の発生.日植病報.67: 206-207.
  • 村田治重.1976.キヌサヤエンドウ育種に関する研究 新品種育成と採種栽培要因について.静岡有用植物園研報.2: 85-97.
  • 太田光輝・外側正之・石井公一・瀧川雄一.1997.細菌によるキヌサヤエンドウ先端黄白化症の発生について.日植病報.63: 254.
  • 末松信彦・村上 覚.2009.伊豆みどり.品種登録17784.
  • 鈴木 歩・増田吉彦・瀧川雄一.2003.エンドウ先端黄白化症原因細菌を含むPseudomonas syringae pv. pisiのレース.日植病報.69: 302-303.
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