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J-GLOBAL ID：201002272861714473   整理番号：10A0433027

ダイカスト製品の鋳造不良を削減する金型加工技術

著者 (2件)： 平野雅雄 (新東工業 新東エスビーテックカンパニー) ,  堀部喜学 (新東工業 新東エスビーテックカンパニー)
資料名： 産業機械  (Industrial Machinery)
号： 715  ページ： 60-61  発行年： 2010年04月20日 
JST資料番号： F0987A  ISSN： 0558-4809  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイカスト法における不良発生率を低減させるため新東工業(株)が開発した,金型表面に特殊な形状を附与する表面加工技術を紹介した。この技術は,金型表面に複数のディンプルを形成することにより,鋳造時に発生する巻き込み巣,はがれ,湯じわ,焼付きなどの鋳造欠陥の発生率を1/2に低減させる金型の表面加工技術である。その特長としては,1)表面の滑らかな凹凸成形のため応力集中がなく,金型寿命を低下させるクラックが発生しない,2)圧縮残留応力附与による金型の高寿命化を実現する,また3)複雑な形状のキャビティにも対応できる,等が挙げられる。原理的には,金型表面の凹凸のディンプルが金型内の湯の流れを均一にし,巻き込み巣の発生を抑制して充填密度を上げる,と説明できる。なお,凹部は離型剤の油膜保持効果もある。

シソーラス用語： *ダイカスト ,  製品 ,  *金型 ,  技術 ,  表面粗さ ,  鋳造欠陥 ,  減少 ,  応力集中 ,  寿命延長 ,  亀裂発生 ,  離型剤
準シソーラス用語： ディンプル ,  凹凸 ,  *加工技術 ,  鋳造不良品 ,  発生率 ,  表面加工技術 ,  不良品

分類 (1件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： ダイカスト製品 ,  鋳造不良 ,  金型加工