抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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12の基本色に対する嗜好のバラツキが高い群と低い群に着目し,両群の色嗜好スタイルの比較を行った。調査対象は大学生1224名で,質問紙上に呈示した12色名に対し,それぞれの好嫌度をVisual Analog Scale(VAS)で回答させた。VAS値の標準偏差により2つの分析対象群:バラツキ高群208名(「標準偏差の平均値+1SD」以上)とバラツキ低群195名(「標準偏差の平均値-1SD」以下)を抽出し,各々の群の色嗜好スタイルを分析した。低群は,「嫌いな色がほとんどなく,まんべんなく多くの色を好む色嗜好スタイル」,高群は,「各色に対する好嫌評価を明確に差別化し,とくに嫌いな色の存在を際だたせる色嗜好スタイル」と特徴づけられた。さらに,各々の群の嗜好色の特徴についても分析した。