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J-GLOBAL ID:201002272930257349   整理番号:10A1073604

経口吸着剤AST-120の効果の指示薬としての尿毒症性毒素の液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析によるメタボローム研究

Metabolomic search for uremic toxins as indicators of the effect of an oral sorbent AST-120 by liquid chromatography/tandem mass spectrometry
著者 (6件):
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巻: 878  号: 29  ページ: 2997-3002  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多孔質カーボン粒子からなる経口吸着剤AST-120は,慢性腎不全(CRF)患者に蓄積が知られている特定の低分子量化合物への吸着能にすぐれている。AST-120の効果の可能な指示薬としての尿毒症性毒素の探索にメタボローム法を適用した。3日間のAST-120の投与前後の正常,及びCRFラットの血清中の代謝物を液体クロマトグラフィー/エレクトロスプレイイオン化-タンデム質量分析(LC/ESI-MS/MS)によって分析し,主成分分析によって解析した。また,血清と尿中の指示薬の濃度をLC/ESI-MS/MSの選択反応モニタリングによって定量した。インドキシル硫酸が,AST-120投与CRFラットと正常ラットの両方からCRFを区別する血清中の主要な1次代謝物であり,その後,馬尿酸,フェニル硫酸,及び4-エチルフェニル硫酸と続く。CRFラットは,尿中のインドキシル硫酸,馬尿酸,フェニル硫酸,及び4-エチルフェニル硫酸の濃度の増大を示した。CRFラットへの3日間のAST-120の投与によって,これらの代謝物の尿と血清中の濃度が減少した。本研究をまとめると,インドキシル硫酸がCRFラット中のAST-120の効果の最良の指示薬である。馬尿酸,フェニル硫酸,及び4-エチルフェニル硫酸は,付加的指示薬として示唆される。4-エチルフェニル硫酸が,尿毒性物質として新たに同定された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 
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