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J-GLOBAL ID:201002272943714404   整理番号:10A0163695

MQLによるホブ切りにおける切削油の硫黄系およびりん系添加剤の濃度の影響-舞いツールによる基礎実験-

Influence of Concentration of Sulfurous and Phosphorous EP Additives in Cutting Oil in Hobbing with MQL System-Fundamental Experiments Using Fly Tools-
著者 (2件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 193-200  発行年: 2010年02月05日 
JST資料番号: F0268B  ISSN: 1348-8716  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究ではホブ切りをシミュレートした舞いツール切削で,TiNおよび(Al,Ti)Nコーティング工具を用いて,MQL(極微量切削油供給)での切削油添加剤のポリサルファイド,硫化油脂およびTCP(トリクレジルホスフェート)の濃度の影響を逃げ面摩耗,クレータ摩耗および仕上げ面粗さから検討した。これにより得た主な知見を次に示した。1)ポリサルファイドおよび硫化油脂を添加した場合,TiN工具,(Al,Ti)N工具ともに濃度1.0%で,逃げ面摩耗は減少し,その後濃度を高くすると摩耗は増加するため,濃度1.0%が適していること,TCPを添加した場合,濃度が高くなるにつれて逃げ面摩耗は減少し,濃度としては5.0%がよいこと,また硫化油脂が最も摩耗低減効果は大きいこと,2)無添加の場合に比べて,添加剤を加えた方がクレータ摩耗は大きくなり,これは添加剤による腐食摩耗であること,3)仕上げ面粗さは,無添加の場合に比べて添加剤を加えた方が小さく,また濃度を高くした方が有効であり,無添加の場合と比べて回転マークが確認され,仕上げ面は光沢があり滑らかであること,4)逃げ面摩耗,クレータ摩耗および仕上げ面粗さより,実験した添加剤の中では,(Al,Ti)N工具に対して硫化油脂の濃度1.0%が有効であること。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の切削  ,  潤滑一般  ,  石油添加剤とその影響 

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