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J-GLOBAL ID:201002272981763630   整理番号:10A0536226

骨髄間質細胞相互作用はシンデカン-1の発現を減じ,骨髄腫細胞におけるキノームの変化を誘導する

Bone marrow stromal cell interaction reduces Syndecan-1 expression and induces kinomic changes in myeloma cells
著者 (9件):
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巻: 316  号: 11  ページ: 1816-1828  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CD138(シンデカン1)は正常および悪性の形質細胞(多発性骨髄腫,MMC)の表面上のヘパラン硫酸結合増殖因子を濃縮するヘパラン硫酸プロテオグリカンである。最近の研究は骨髄腫性骨髄(BM)内のMMCのCD138陰性画分の存在を示している。我々は,骨髄腫細胞株モデルを用いて分子レベルでこの画分を特性化するためキノームアレイ技術を用いた。CD138陰性MMCは(i)減少した標識指標と一致した細胞周期進行に関与するキナーゼの減少した活性と(ii)F-アクチンへの減少したRhoシグナリングを示した。興味深いことに,CD138 mRNAとタンパク質の発現は間質細胞株や一次間充織培養とMM細胞との相互作用に際して減少し,これは増加したBcl6/Blimp1比の獲得を伴った。共培養はCD138陽性および陰性画分の両方において接着に関連するキナーゼ活性の増加とS期遷移の減少を誘導した。加えて,CD138陰性MMCは,化合物曝露に対する低い感受性と一致して,CD138+ MMCと比較して増加したSTAT3とERK1/2活性化を立証した。骨髄微小ニッチ内のより未成熟でより抵抗性のCD138陰性骨髄腫細胞画分の存在は骨髄腫患者の再発の高い事例に寄与するのかもしれない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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