有限要素モデリングを用いた下盤のスラブのせん断強度評価

BAHRANI N.; TANNANT D.

文献

J-GLOBAL ID：201002273060623189 整理番号：10A0343148

有限要素モデリングを用いた下盤のスラブのせん断強度評価

Shear strength assessment of a footwall slab using finite element modelling

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号： Feb 2009 to Jan 2010 ページ： 48-57 発行年： 2010年
JST資料番号： W2207A 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：カナダ (CAN) 言語：英語 (EN)

本研究の目的は,ロッキー山脈東斜面に位置する露天掘り石炭鉱山で破断した高さ60m下盤スラブの安定性に及ぼす採鉱による応力除去アンローディングと応力再分布の影響を評価するために,二次元有限要素モデルを使用することである。二次元有限要素モデルを斜面プロファイルを使用して構築した。モデルにはスラブがスライドする層理面を表現する結合要素が含まれ,モデルを下盤斜面の解析に用いた。原位置応力,岩石特性および層理面のせん断強度と剛性特性を検討した。モデルにはスラブがスライドする層理面を表現する結合要素が含まれ,モデルを下盤斜面の解析に用いた。原位置応力,岩石特性および層理面のせん断強度と剛性特性を検討した。露天掘りの過程における深い谷間の部分と露出している石炭の未採掘壁についてモデル化した。予想されていたように,モデルでは弾性の谷のリバウンドが発生し,しかし,滑り面に沿うせん断応力とせん断変位の反転も観測された。モデリングの結果から,採炭面が近いときと,未採掘壁内の特定のポイントを通過する際に発生するせん断強度低下の新しい知見が得られた。

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露天採掘 , 岩はね,ガス突出,出水,落盤

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