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J-GLOBAL ID:201002273092125490   整理番号:10A0876678

ヒトラクトフェリンを発現する選択的有期的トランスジェニックイネ株

A selectively terminable transgenic rice line expressing human lactoferrin
著者 (6件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 60-64  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトラクトフェリン(hLF)は人の健康促進に役立つ多機能性乳蛋白質である。組換えhLFの大量発現のためのバイオリアクタとしてトランスジェニックイネが用いられている。しかし,そのようなトランスジェニックイネに対する一つの重要な関心事は意図的でない環境と食糧供給への拡散の危険性である。ここに,種子にヒトラクトフェリンを発現する選択的有期的トランスジェニックイネの開発を報告した。これらのトランスジェニックイネ植物は,イネの雑草制御に用いられている一般的除草剤のベンタゾンで選択的に終わらせることができる。除草剤ベンタゾンを無毒化するイネCYP81A6遺伝子発現を抑制するRNA干渉カセットとグリホサート抵抗性を付与する5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸シンターゼ(EPSPS)カセットを含むT-DNAに,hLF発現カセットを組み入れた。G281と名付けたトランスジェニック株はベンタゾンに対する高感受性,グリホサートに対する高抵抗性とhLFの高発現を示した。サザン解析でG281は単一コピー挿入によることが示唆された。通常のイネには安全で,製造業者が水田の雑草制御に推奨している量のわずか半分の,1000mg/Lベンタゾンの一回の噴霧でG281植物を完全に殺せることを野外試験で証明した。従って,食物と食糧供給への混入がないことを確実にする,通常イネへのG281混入を選択的に終わらせることができた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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遺伝子操作  ,  稲作  ,  動物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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