文献

J-GLOBAL ID：201002273142663995   整理番号：10A0654005

長距離ヌクレオソーム接触におけるヒストンH4尾部とH2Aコア間の直接的な相互作用の役割

Role of Direct Interactions between the Histone H4 Tail and the H2A Core in Long Range Nucleosome Contacts

著者 (2件)： SINHA Divya (Iowa State Univ., Iowa) ,  SHOGREN-KNAAK Michael A. (Iowa State Univ., Iowa)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 22  ページ： 16572-16581  発行年： 2010年05月28日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒストン内の残基間にジスルフィド架橋を導入することで,ヒストンH4アミノ末端尾部とH2A/H2B界面の酸性パッチ間の接触の,長距離ヌクレオソーム接触に対する寄与を調べた。208-125S rDNAおよび601-177-12ヌクレオソームアレイシステムにおいて,ヒストンH4-V21CとH2A-E64C間の直接的な相互作用が確認できた。H4尾部のV21に近接する残基もH2A-E64Cと相互作用することができた。アレイ内架橋がアレイ間ヌクレオソーム会合に与える影響を調べたところ,アレイ内架橋によりアレイ間ヌクレオソームの自己会合を破壊することが分かった。ヒストンH4尾部とH2A/H2B界面酸性パッチの相互作用は,アレイ内圧縮およびアレイ間自己会合において重要であると結論付けた。

シソーラス用語： *ヒストン ,  遠距離相互作用 ,  *ヌクレオソーム ,  ジスルフィド結合 ,  分子間相互作用 ,  会合
準シソーラス用語： *ヒストンH4 ,  *ヒストンH2A ,  長距離相互作用 ,  自己会合

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 長距離 ,  ヌクレオソーム ,  ヒストンH4 ,  尾部 ,  コア ,  相互作用 ,  役割