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J-GLOBAL ID:201002273158948213   整理番号:10A0253555

非熱プラズマ空気清浄機での揮発性有機化合物の分解

Degradation of volatile organic compounds in a non-thermal plasma air purifier
著者 (3件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 124-130  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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市販で入手可能な非熱プラズマ系空気清浄機システムでの揮発性有機化合物の分解について研究した。不均一系触媒を組合せた非熱プラズマを用いた閉鎖空気システムでのVOCsの分解を調べたいくつかの研究が存在する。一方,筆者等の研究は,初めて開放系の補助触媒なしで標準運転空気流速(320Lmin<sup>-1</sup>)を用いて,現実的条件(通常室内空気,297.5Kと12.5gm<sup>-3</sup>含水量)で行った。シクロヘキセン,ベンゼン,エチルベンゼンとキシレン異性体を,このプラズマ空気清浄機に噴霧して導入した。分解生成物を活性炭チューブ又はシリカゲルチューブでトラップしてガスクロマトグラフィー質量分析計を用いて分析した。分解効率は,シクロヘキセンが11±1.6%,ベンゼンが<2%,トルエンが11±2.4%,エチルベンゼンが3±1%,o-キシレンが1±1%とm-/p-キシレンが3±0.4%であることが判った。かなり広範囲な分解生成物を特定した。両トラップ媒体で,アルコール,アルデヒド,ケトンとエポキシドのような各種酸化種を観測した。噴霧シクロヘキセンからのアジポアルデヒドの生成は,オゾン分解反応を明確に示した。観測した他の分解生成物はOHラジカルとの反応を示唆した。筆者等は,オゾンとOHラジカルがほとんどプラズマ空気清浄機での有機分子の分解に関与していることを提示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他の汚染原因物質  ,  空気浄化 
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