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J-GLOBAL ID:201002273216648306   整理番号:10A0340023

銅(110)上の有機分子間のホモキラル認識

Homochiral Recognition among Organic Molecules on Copper(110)
著者 (8件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 3402-3406  発行年: 2010年03月02日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二つの16炭素鎖を持つプロキラルなキナクリドン誘導体(N,N′-ジヘキサデシルキナクリドン:QA16C)の,銅(110)表面上への吸着を研究した。実験は超高真空チャンバ中の単結晶銅(110)へのQA16C気体の吸着により行い,測定は温度可変走査型トンネル顕微鏡(STM)により行った。QA16C分子は,150Kにおいて短い分子線状の配列構造に集合する傾向を示した。この集合は,アルキル鎖の部分的横方向無秩序を持つ二つの鏡像配向を持つホモキラルな配列構造を持っていた。一方温度の上昇とともに,QA16C配列は巨大で秩序性の高いホモキラルなドメインを形成した。このキラリティー生成は,先ず基板との相互作用による分子の剛体整列によるものと考えられる。更に加熱により基板上の剛体整列を超えて,芳香骨格間の水素結合やアルキル鎖間のvan der Waals相互作用が一次元線状集合から二次元ドメインへの更なる集合を引起すものと考えられる。このように長鎖アルキルキナクリドン誘導体の表面上での厳密な整列は,エナンチオマ光学分割をもたらすことを示した。また更に,STMによる実空間観察の界面での分子認識への有用性を述べた。
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分類 (2件):
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ピリジンのその他の縮合誘導体  ,  分子化合物 
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