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J-GLOBAL ID：201002273244672506   整理番号：10A1538856

鋳型としてマンデル酸を用いる分子刷り込み高分子

MOLECULARLY IMPRINTED POLYMERS WITH MANDELIC ACID AS TEMPLATE

著者 (2件)： YANG Minli (Chinese Acad. of Inspection and Quarantine, Beijing, CHN) ,  CHU Xiaogang (Chinese Acad. of Inspection and Quarantine, Beijing, CHN)
資料名： Analytical Letters  (Analytical Letters)
巻： 43  号： 13-15  ページ： 2390-2398  発行年： 2010年09月01日 
JST資料番号： B0926A  ISSN： 0003-2719  CODEN： ANALBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4-ビニルピリジン(4-VP),アクリルアミドをモノマとしてそれぞれ用い,マンデル酸のラセミ体およびL-マンデル酸を鋳型として用いることにより分子刷り込み高分子(MIP)を調製した。この分子刷り込み高分子を固定相として高速液体クロマトグラフィーを行い,マンデル酸のキラル分離に対する効果をモノマの違い,移動相の違い(アセトニトリルおよび酢酸エチルとヘキサンの1:1溶媒)から調べた。4-VPをモノマとして用いたMIPは,類似体よりも鋳型物質に対する刷り込み効果があるが,エナンチオマに対する保持挙動は酸性度に依存し,差がなかった。アクリルアミドをモノマとしたMIPでは,極性の低い酢酸エチルとヘキサンの1:1溶媒の方が刷り込み効果は大きく,エナンチオマに対する保持時間の違いも大きかった。ただし分離には至らなかった。

シソーラス用語： *機能性高分子 ,  *ヒドロキシ酸 ,  固定相 ,  *高速液体クロマトグラフィー ,  光学分割 ,  移動相 ,  極性 ,  保持時間 ,  ラセミ体 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  脂肪族ニトリル ,  芳香族化合物 ,  第二アルコール ,  脂肪酸 ,  カルボン酸エステル ,  アルカン
準シソーラス用語： *分子刷込高分子

分類 (2件)： クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (7件)： 4-ビニルピリジン ,  L-マンデル酸 ,  アクリルアミド ,  アセトニトリル ,  マンデル酸 ,  酢酸エチル ,  ヘキサン

タイトルに関連する用語 (3件)： 鋳型 ,  マンデル酸 ,  分子刷り込み高分子