抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クリープにおける定常変形に至る経緯には,個々の転位の滑り挙動と変形全体の律速機構によって次のいくつかの類型があり,それぞれが特徴的なクリープ曲線を描くことが知られている。1)転位の滑り運動は粘性的であり,この滑り運動そのものが律速過程となっている場合:逆遷移型及び弱S字型,2)転位の滑り運動は粘性的であるが,滑り運動よりも刃状転位の上昇運動(回復)の方がより困難で,全体の変形は最終的に転位の上昇運動で決られている場合:強S字型遷移,3)転位の滑りそのものは高速で自由飛行的であるが,滑り運動は間欠的にしか生ぜず,変形を続けるためには回復する(転位の上昇運動を含む)必要がある場合:正遷移型。この分類に対応して粘性滑り/滑り運動律速の変形,間欠滑り/上昇運動律速型の変形,粘性滑り/上昇運動律速型の変形を解説した。