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J-GLOBAL ID:201002273264214679   整理番号:10A1382110

炭素結合に対する新しい縮小トルエン機構:CB05-TU

A new condensed toluene mechanism for Carbon Bond: CB05-TU
著者 (7件):
資料名:
巻: 44  号: 40  ページ: 5346-5355  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トルエンは都市大気に普遍的であり,対流圏オゾンとエアロゾル(スモッグ)の前駆体である。トルエン化学の重要な特徴の一つはある種の分解生成物(例えばクレゾールやメチルカテコール)が有機ニトロ及び硝酸塩化合物を生成する傾向であり,これらはNO<sub>X</sub>(NOとNO<sub>2</sub>)をスモッグ生成における活発な関与から排除する。トルエン分解におけるNO<sub>X</sub>の消失源を説明することは,ほかの有機化合物に比べてトルエンについての反応機構を開発する上でより大きな困難をもたらした。トルエンについてのもう一つの問題は分解過程の初期におけるラジカルの発生源を説明することであった。この論文では,26個の反応から成るトルエンの新しい縮小機構の開発を説明し,この新しいトルエンスキームを組み込んだCB05(Toluene Update,TU)の性能を,7基の異なる環境チャンバーにおける38のチャンバー実験に対して評価し,将来の開発における推奨を提供する。現行のトルエン機構に基づくCB05(CB05-Base)はこれらのトルエン-NO<sub>X</sub>チャンバー実験の多くで,特にNO<sub>X</sub>の低い条件([NO<sub>X</sub>](t=0)<100ppb)において,O<sub>3</sub>の最大値とO<sub>3</sub>生成速度を低く予測した。今回の新しいトルエン機構(CB05-TU)はクレゾール及び開環生成物の収率と反応における変化を含み,最大O<sub>3</sub>,O<sub>3</sub>生成速度,NO<sub>X</sub>除去速度及びクレゾール濃度の予測において,CB05-Baseよりも良好な性能を示した。キシレン-NO<sub>X</sub>を含むさらなる環境チャンバーシミュレーションによって,アップデートされたTU機構はキシレンについての反応機構の性能を改善する傾向があることが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  研究開発  ,  気圏環境汚染 
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