抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2004年に部分開業した,Korea Rail Network(KR)のGyeongbu(京釜)高速線の第2期区間が2010年10月28日の大邱~釜山ルートの公式開業に続き,11月1日に営業開始した。KR会長兼CEO,Cho Hyun-Yongは,2004年に開業した第1期区間が外国技術に多く依存したのに対して,第2期区間の建設は国内技術によってだけで処理され,韓国の鉄道技術は今や国際標準を満たすことを強調した。また,KRは2020年までに国の約95%で高速列車の運行を予測して,さらなる延伸を推進すると付け加えた。新区間は蔚山,慶州経由で在来線より長い128.6kmであるが,第2期区間の完成により,Seoul~釜山間移動時間を2時間18分にさらに22分短縮した。これら両市は今やSeoulから2時間以内圏内にあり,国営列車オペレータKorail(KR)は,長距離通勤に加え日帰り旅行及び国の南東部内部を含む観光旅行客の急速な増大を期待する。第2期区間の開業により,KRは,Seoul~釜山間回廊の鉄道輸送力が旅客輸送に対し3.4倍,貨物輸送に対し7.7倍に増大したと述べた。ここでは,京釜高速線の概要,歴史,及び第2期区間の5駅の新設改修,1つの車両基地設置,トンネル掘削の挑戦,無バラスト軌道,地域発展との調和,将来の延長,国際コンサルティングを含めて概説した。